訪問看護は担当制のほうがいいと思うけど、、、
毎回、同じ担当看護師が来た方がいい、、、、、
そこにはメリットやデメリットがあります
受け持ち担当制とは
1人の利用者さんに対して1人の訪問看護師が担当として訪問するいいます。
受け持ち担当制のメリット
利用者さんと信頼関係を築きやすい
担当する利用者さんの情報収集をしっかり行える
他職種連携(医師、ケアマネマネジャー、リハビリ)を行いやすい
訪問スケジュールが固定化
受け持ち担当制デメリット
急な休みを取りたいときに変わりがいない
ケアや対処法がいつも同じになってしまう
1人の利用者さんに対する責任が重くなる
相談相手がいない
私のステーションは受け持ち担当制で動いています。急に休みを取りたいときには、代わりに行ってくれる人がいない。他のスタッフも訪問が詰まっている。普段から訪問へ行っていないから代わりに行きにくい。医療的ケアが多い方などの代行は突然いわれても困る。または自分一人しかその利用者さんを知らないため相談しにくいなどの欠点もあります、利用者さんとすぐに打ちとけられて、信頼関係を築きやすいなどのメリットもあります。訪問看護は信頼関係がなければ、意思決定支援や今後の方向性など大切な場面で助言などがうまく伝わらないことがあります。なので、信頼関係を築けるというのはとても大きなメリットと言えます。
チーム制とは
1人の利用者さんに対して複数の訪問看護師が訪問する形式をいいます。
チーム制のメリット
休みがとりやすい
複数の目があり、相談できる
緊急時対応が行いやすい
チーム制のデメリット
信頼関係ができるまで時間がかかる
責任の所在が明確でない
ケアの統一性がしにくい
人材の確保が必要
チーム制は信頼関係ができるまで時間がかかります。また複数の相談先があり、自分一人で抱え込まずに済むことは大きなメリットです。夜間の緊急時の対応など複数名でかかわることが出来ていれば、安心して緊急対応できると思います。休みがとりやすいこともあげられますよね。
一概にどちらがいいとは言えませんが、訪問看護で働いたことのない看護師さんは想像できるかなと思い記事にしてみました。
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