人間関係の考え方 確実に楽になる考え方

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考え方のくせ
認知のゆがみ
べき思考

先読み

レッテル貼り

自己批判

白黒思考

深読み

 


べき思考  

 

べき思考とは~をすべきである。という考え方で縛られている状態を指します。「自己犠牲を払ってでも優しく共感的であるべきだ」などです。こういったべきの考えは自分自身に高いプレッシャーを与えてしまうようになること。例えばこういう思考を持っていると、相手にも同じように「自己犠牲を払ってでも優しく共感的であるべき」を求めるようになってしまうのです。

先読み
十分な根拠が無いのに、悲観的な結論を一足飛びに下してしまう歪みをいいます。まだ起きてもいないことを先読みしてしまうことです。先に起きてもいないことを「クヨクヨ」悩む。例えば「違う病棟の看護師とは仲良くなれそうにない」など。

レッテル貼り 
自分が着目していることだけに目を向けて、根拠が不分なのにも関わらず「いつも○〇だ」「必ず○○だ」なと考え、「自分はダメ人間」などとレッテルを貼る。例、自分ばかり事故報告を書いている。

自己批判  
良くないことが起きると、自分が原因と考えて自分を強く攻めてしまう考え方。患者さんからクレームが来た時に全て自分のせいだ感じてしまう。後輩の失敗もすべて自分のせいだと思ってしまう。

白黒思考

全ての人々を0か100か思考で考える。あいまいな考えが許せずに、物事を白か黒かで考える。極端に善悪でとらえてしまう。
例、患者からの質問にはなんでも答えられなければならない。医療者として失格だ。

深読み

相手の気持ちを勝手に深読みする。何の根拠もないのに「無視されている」相手の表情が少しでも曇ると「きっとあの人は○○に違いない」と相手の心を読んでしまうような考え方。


 

こたつん
こたつん

何故柔軟な考え方が必要なの?

こたつん
こたつん

事例でみていきましょう

 

後輩の前で先生から叱られた

 

偏った考え方   

先輩看護師として後輩の前でミスをしてはならない
.情けない
.頼りない先輩と思われただろう
.後輩はもう自分に相談をしてこなくなるかも
.自分ばかり仕事のミスをする
 結果
<感情>
• 落ち込む、憂うつ、悲しい、怖い、怒り
<行動>
• できるだけ後輩と処置に入らないようにする
• 後輩に間違いがあっても指摘・指導しない

 


 

 

柔軟な考え方

先輩看護師でも間違いはあるし、分からなければ教えてもらえばいい

「気になること、知らないことがあったのかな」
「間違っていたなら教えてもらおう」
「もし知らないことがあるなら教えてあげよう」


 結果

<感情>
恥ずかしい、楽しい
<行動>
自分が間違っていたか聞く
分からない、知らないことがあったのか聞く
自分の間違いがなかったか聞くし、後輩が知らないことがあれば教える

 


考え方次第でその日の気分や行動が違ってくる

考え方やとらえ方次第で人間はそのあとの感情や行動が変わってくる。だから自分の間違った認知機能を修正できるようにしよう。

 

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