看護小規模多機能型居宅介護(かんたき) ここが大変
・イレギュラーな仕事が多い
・送迎がある
・介護の仕事がある
・在宅からデイサービスまで多様性を求められる
・イレギュラーな仕事が多い
【理由】
・緊急訪問がある
・日勤で配置されてある看護師が緊急訪問で出かけてしまう。
そのため施設内に残る看護師は人数不足と多忙になりやすい。
例えばですが、利用者様が自宅で転倒をしたとします。本人は立位困難、家族も床から起こすことができないとします。そんなときに看護小規模多機能型居宅介護(かんたき)へ電話して利用者様を起こしてベッドへ移動。怪我をしていないか観察もしてもらえます。起こせないときには2名対応で行くことになるかもしれません。看護師としては、緊急訪問にでかけるなどイレギュラーな仕事になる。残された施設看護師も緊急訪問で呼ばれた欠員分の仕事をしなければならず多忙になる。これもイレギュラーな仕事となってしまいます。
・送迎の仕事がある
【理由】体力的な問題と運転技術が必要です。
送迎の仕事は介護士さんが主にやっているのですが、私の施設では介護士不足もあり看護師も送迎に行くことになっています。慣れなない運転。しかも数名の利用者様を乗せて。トレーニングをうけても不安材料は残ります。駐車場が狭かったり、狭い道を運転したりなどひやひやしています。
車いすを利用して送迎です。玄関からのスロープは一気に駆け上がらないと結構しんどいです。利用者様の体重がぐっとかかってきます。細身の利用者様でも力を入れてスロープを一気にかけあがらないときついです。みんな楽々やっているようにみえたのですが、結構しんどい。しかも大柄な男性の利用者様ではもっと力が必要になります。
・介護の仕事がある
【理由】
・看護師でも介護士の仕事をする
・体力をつけておく
訪問介護では介護の仕事がありますが、1時間から30分で終了など、時間限定でした。
しかし、かんたきでは施設利用者の介護と医療は時間のしばりはなくずっと続いていきます。当たり前の話なのですが。介護士不足もあり介護の仕事は常について回っているといった感じです。
送迎やトイレ介助、おむつ交換、食事介助、入浴介助、洗濯物、洗濯取り込み、歯磨きなどな結構介護のお仕事をたくさんこなしています。
体力勝負で年配の看護師は結構きついかと思われます。
・在宅からデイサービスまで多様性を求められること
【理由】
・在宅支援はかんたきにすべて入っているサービス
仕事の内容も幅が広いです。
デイサービスのように施設内での仕事をすることもあります。注入や薬剤の投与、点滴や血糖測定、インスリンの管理、麻薬の管理、など施設内をパタパタと働いています。
注入後の物品の消毒や入浴後のスキンケア、排便コントロールなど多岐にわたります。
通いできている利用者様も訪問看護を行っています。医療ニーズの高い利用者様もいらっしゃいます。点滴やCVポートの管理、内服管理など訪問看護のサービスと違いはありません。安否確認やおむつ交換などの介護サービスも行っています。
訪問看護は経験があったので馴染むのに時間はかかりませんでした。
訪問看護あるあるですが、1人で判断をしなくてはいけないこともあるので、訪問看護の経験のない看護師は最初は手間取るかもしれません。
看護小規模多機能居宅介護(かんたき)は通い、泊りがあり。送迎、訪問看護、リハビリなど様々な介護、医療サービスが受けられます。例えば、家族が仕事に行くときはご本人様を迎えに行って、施設内でケアを受けられます(食事、入浴、食事の提供などの介護支援)夕方になれば、自宅まで送り。
ご利用者様が自宅にいるときは訪問看護や訪問介護のサービスを受けられます。
かんたきは24時間365日支援できるスタイルです。
利用者様やご家族も心強いサービスだと思います。
【まとめ】
多岐にわたるサービス。在宅支援のサービスが全てつまっているので、スキルアップをすることができる。在宅支援では怖いものなしになれる。
その反面、覚えなくてはいけないスキルはたくさんあり、24時間365日支えなければならない重さもあります。
以上の話からかんたきで実際に働くのはどんな感じなのかまとめてみました。
参考になればとってもうれしいです。
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