訪問看護 退院調整会議の問題点と必要なサービス 食事編

 

今日退院調整会議に出席する予定なんだけど。何を聞いてくればいいのかわからないのよ。

だろうな。今日は退院調整会議の時にチェック項目とサービスの提案をかいてみたぞ。

退院支援の時食事が困ったことはありませんか?
いつだれが食事を準備するのか?
そんな困ったはわたしだけかな??💧

退院支援ナースから訪問看護へのバトンタッチがスムーズに行われるように解説していきたいと思います今日は食事編からです

スクリーニング問題点:食事編 

・食事量が減っている
・ 食事の時間がかかりすぎる
・ むせ込みがある
・ 誤嚥性肺炎の既往がある
・食事内容(きざみ、ミキサー)
・誰が食事を作ってくれるのか?

スクリーニングの時に問題点であがってきたら、どういった対処法をとることができるでしょうか?

私も最初訪問看護をはじめたときには戸惑いました。

全てそろっている病院とは違うからです。

在宅支援はいつだれがするのか?が問題になってきます。

そのため訪問看護師の視点で改善点を書いています。

サービスを始めようと意気込んで退院調整会議に出席をしなくて拒否られる。

なんてこともあります。そんなときは退院をしてからうまく生活が回らないのであれば、

改善点をみて訪問のなかに取り入れてみてください。

 

食事が少ない

 

チェックしたいことサービス提案
嗜好品栄養士に相談 
訪問して教育してくれるところもある
食事の場所は?
食事の姿勢は?

顎が上をむいたままでは嚥下しにくいです。
できるだけ顎を引いた状態で。
介護用ベッドの導入は?
食事は車いすをレンタルする?
導入を検討したときにはケアマネージャーへ相談を
食事形態は?
人は口の中で塊をつくって、ごっくんします。
きざみ食➡柔らか食➡ペースト状
へと食事形態を変化させていきます。
その人に合った食事形態を提案しましょう。
介護者へ説明を
食事の提供は誰がする?
配食サービスの利用 (必要であればケアマネージャー)
家事支援ヘルパーさんの利用 (必要であればケアマネージャー)

デイサービス.ショートステイ( 必要であればケアマネージャー.訪問看護)

嚥下機能
(飲み込む力がおちているのかも)
・食後の嗄声(ガラガラ声)
・食事中のむせこみ
・飲み込むまでの時間
・連続して飲み込むことができない
・食事中にむせこみがある
・口腔ケアの時に食物残渣物が多量にあり
                
飲み込む力がおちているときは
マウスケアの徹底(気管に雑菌を落とさないようにする)
スプーンを小さめにする
嚥下訓練の指導 実施
発声練習

可能であれば体重チェックデイサービスで行うのか?
訪問看護で行うのか?
体重減少が顕著であればエンシュアリキッドなど高カロリー栄養補助食品の検討をしていく
食事介助は?食事介助が必要であれ誰がするのか?
デイサービス 介護者

 

むせ込みがある 誤嚥性肺炎の既往がある

 

チェックしたいことサービス提案
嚥下機能
(飲み込む力がおちているのかも)
・食後の嗄声(ガラガラ声)
・食事中のむせこみ
・飲み込むまでの時間
・連続して飲み込むことができない
・食事中にむせこみがある           
・口腔ケアの時に食物残渣物が多量にあり
                

飲み込む力がおちている
マウスケアの徹底(気管に雑菌を落とさないようにする)
スプーンを小さめにする
嚥下訓練の指導 実施(リハビリがするか?訪問看護師か?)
発声練習
食事の場所は?
食事の姿勢は?

顎が上をむいたままでは嚥下しにくいです。
できるだけ顎を引いた状態で。

介護用ベッドの導入は? (必要であればケアマネージャー)
食事は車いすをレンタルする?
テーブルの高さは?
できるだけ首をまっすぐ、あごを引いた状態で
デイサービスで食事をするときには食事風景をのぞいてみる

食事形態は? 人は口の中で塊をつくって、ごっくんします。
きざみ食➡柔らか食➡ペースト状
へと食事形態を変化させていきます。
可能であれば体重チェック デイサービスで行うのか?訪問看護で行うのか?
体重減少が顕著であればエンシュアリキッドなど高カロリー栄養補助食品の検討をしていく
必要であれば吸引誰が吸引を行うのか
デイサービス 介護者への指導
吸引機はレンタルできるのか?

 

糖尿病 心不全

チェックしたいこと改善したいこと
嗜好品 栄養士に相談 
訪問して教育してくれるところもある
もしも訪問をしてくれないときには、栄養士に相談をして食事内容の相談をしよう
体重チェック デイサービスで行うのか?
訪問看護で行うのか?
☆心不全は1週間に2Kg増加 心不全が増悪傾向にあります。

以上説明をしましたが、まだまだ抜けている場面もあるかもしれません。

しかし退院をする前に整えられるところは整えておけば、利用者本人や介護者も不安材料が減り。介護力もよりアップしていくと思います。本人、家族の力を引き出して寄り添えるようになれば。訪問看護師としてきらりと光る姿になれると思います。

まとめ
スクリーニングで引っかかる患者。
退院支援ナースと協力をして、退院の前にはサービスが開始できるようになれると
すばらしい訪問看護師になれるぞ

今日もつたない文章を見ていただいてありがとうございました。

在宅支援を応援できればと思いブログやっています。

 

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