保護フィルム(オプサイト)を安全にはがす方法

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この前けがをした。

テープを貼ってもらったんだけど、テープを剥がすのが怖くてね

肌が引っ張られるからすぐにけがをまたしそう。

皮膚がよわいからテープをはぐときは慎重にしないと危険よね

こたつん
こたつん

そんな時はリムーバー(ストマケア用)もしくはベビーオイルを使ってはいでみてください

皮膚が弱くてすぐにけがをする利用者さんがいらっしゃいます。

高齢者の皮膚は脆弱です。

また糖尿病や腎不全などの基礎疾患、ステロイド剤、化学療法、抗凝固剤や抗血小板剤によってさらに弱くなってしまいます。

スキンテアつまり皮膚の裂傷を簡単にしてしまうのです

ちょっとしたベッド柵や車いすでも繰り返す皮膚の損傷。

怪我をしてしまったときの処置の方法は洗浄をして軟膏塗布、ガーゼ保護、テープなしで包帯。

できるだけ処置の時にはフィルム保護材やテープは貼らないほうがいいのです。

しかし、認知面の低下で包帯やガーゼを頻繁に剝いでしまう。

このため頻回に付け替えを行わなければならない。

つけかえの回数を減らすために、訪問看護の回数を増やしたいけど

頻回に訪問をすることは、介護保険的に難しい。

このためガーゼとフィルム保護材を貼りたいなどの理由があるとき。

どうしてもの時にフィルム保護材を使用いたします。

フィルム保護材を使用したときに、

フィルムを剝がすときは私は怖くて仕方がありません。

皮膚をもっていかれたらまた出血をしてけがをしてしまうから。

スキンテア(皮膚裂傷)を繰り返してしまうことになります。

こんな時はリムーバー(ストマのはがし材)で優しくはいでいくことをお勧めいたします

フィルム保護材をはがすときには、リムーバー(ストマはがし材ではがしてみてください。

スルスルはいでいけます。

リムーバーの手持ちがなければ、ベビーオイルで愛護的にゆっくりとはいでいきます。

油分でなじませてゆっくりとはいでいけば問題なくはぐことができます。

ベビーオイルではいだ後にもう一度、フィルム保護材を貼るときには必ず洗浄をします。

そうしないとベビーオイルやリムーバーの成分でべたべたになり次に貼れないからです。

無理にはがして皮膚の損傷をするよりは、リムーバーもしくはベビーオイルで優しくはいでいくことをお勧めいたします。

ステーションで試すときには一度看護師さん同士で試してみてくださいね。

とっても安心して、テープを使用してはがすことのできる技術です。

 

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