みなさんこんにちわ、ブログ管理者のこたつんです。
今日は訪問看護について詳しく徹底的に話をしたいと思います。
メリット
スキルアップ
訪問看護は一人で判断をします。利用者さんのちょっとした変化に敏感に気が付いて先手を打っていかなければなりません。先手はとても大事で、「予測できるかかわり」です。これから起こりえることを家族や本人へと伝えていく。そんな先のことまで考えながら訪問をしていくのでスキルアップは自然と身に付きます。また研修に積極的に参加をしてスキルアップを目指しましょう。
しばられない考え方
病院では治療を目的とします。在宅では療養を目的とします。つまり強制的にしばらないのです。本人大切にしているところを尊重しながら。信頼関係が構築出来てから、ポイントを絞って指導をしていくようにしましょう。そうでないと全て指導をしていたら、訪問お断りとなってしまいます。もちろん、糖尿病の利用者さんに食事制限なく好きなの物を好きなだけはだめですが。療養生活中であることを頭にいれておきましょう。
自宅生活の応援ができる
病院はいまは短期間の入院しかできなくなってきました。それに伴い医療行為も家族が行うようになってきたのも現実です。また療養者も長期間の入院を望んでいる方はまれです。自宅に帰りたい方が多くをしめています。2017年日本財団調査 自宅で亡くなりたい方は58.8%と高い結果があります。自宅療養者は増える方向にあります。看護師として自宅療養の応援者になりませんか?
療養者と介護者と良好な関係ができやすい
病院はナースコールで呼ばれて3分間の対応で終わります。もしくは患者さんのそばにいるときは、ケアをするときだけです。訪問看護は1時間みっちりと、しっかりとケアをしながらかかわることができます。病院よりも密接な人間関係を築くことができます。人生の先輩としてとても大切な一場面にでくわすこともあれば、感動的な人生の話をきくこともあります。病院では築けない信頼関係ですね。
接遇のスキルアップ
接遇マナーはとても大切です。いろいろな家庭に入っていくから。もしも訪問看護師の方が、髪の毛ボサボサ、はいている靴は薄きたなく、ずかずかと家の中にはいってこられると、、、、、だれでも嫌な気分になりますね。また仕事を受ける方なのですから、「清潔にこやか雰囲気」大切です。ケアマネジャーさんや病院の医療連携室まで色々なところからの目線や視線を感じるようになります。接遇のスキルアップも自然とみにつきます。
説明する力
医療器具を取り扱う家族に対してどう説明をして管理をしていってもらうか。どうしたら理解をしてもらえるか。例えば、胃婁管理ひとつにしても不良肉芽ができたときの対処法。緊急連絡が必要な時はこんなとき。注入の仕方の説明。など分かりやすく説明をしているつもりでも、相手は素人でしかも高齢者となると。胃ろうのことをより深く知っていないと、説明する力にはなりません。ケアを伝えることは理解が深まります。
看護師の人間関係は良好
利用者さんと向き合っている時間がほとんどを占めます。看護師どうしで話をする時間は圧倒的に少ないです。そして、相談する時間がないほど、ばらばらに動いているので、人間関係は良好なところが多いです。
お休みを取りやすい
訪問の振り替えができるところは振りかえてもらって。もしくは、振り替えができなければほかの人に訪問を言ってもらうことができます。希望の休みは取りやすいです。家族との時間を取りやすい。毎年5連休をいただけていました。
記録がらく
ICT化がすすみスマホで記録をする。アイパッドで記録をする。ステーションに帰ってから記録をするなどが少なくなってきました。訪問中に記録をして訪問を終了していました。記録で残業ということはなかったです。
デメリット
一人で判断をしなければいけない
1人で訪問へ行っているので誰にも相談をできなかと不安になります。でもステーションにいる管理者など、判断がつかなければ電話で相談ができます。一人で判断するなんて気がお重いことを考えなくても大丈夫です。
先進医療にうとくなる
治療ではなく療養なので病院にいるときのような医療処置は望めません。医療に深く携わりたい方は訪問看護にはむきません。
多職種連携
主治医、ケアマネージャー、医療連携室、OT,PT,ST、薬剤師、栄養士、さんと連携を図っていきます。担当者会議で決まってしまえばいいのですが、状態の変化に応じて何回も電話をしたり、家族と医療者の話をとりまとめたりなど。電話の件数がたくさんある日も。また同じ医療者でも理解していること感じていることはそれぞれ。ケアマネージャーは医療関係者ではないですから余計に話が分からなくなるなんてことも大きくあります。多職種連携は訪問看護の大きな特色ですよね。
愚痴が吐けないなど孤独を感じる
直行直帰のステーションや訪問が終わってからみんなと顔を合わすなんてことが日常茶飯事です。そんな時にちょっとした話や相談事などができなくて孤独を感じて辞めていく看護師の方もいらっしゃいます。
自宅のマイルールが厳しいところがある
床が無垢素材でお水を絶対にこぼさないで。壁のクロスを触らないで。など厳しい注文があります。出来るだけ希望に沿うようにしますが、「人間なので失敗ありきで」といった感じです。
汚部屋がある
たま~に汚い住環境の依頼があります。スリッパとエプロンを用意して訪問をさせていただいていました。やっぱりないとは言えないので、あるのが現実です。でも頻度は少ないですよ。
オンコールがある
オンコールの連絡が入る頻度。看取り前の時期は介護者が不安になりどうしても連絡が入りやすくなります。不安や状態に応じて緊急訪問をします。アラーム音での緊急訪問なんてこともあります。同行訪問で不安を減らしましょう。それ以外の連絡はほとんど入りませんでした。事前に予測したかかわりがあるので緊急に訪問をすることはりませんでした(発熱したときには事前に指示薬をもらっておくなど)オンコールの日数はステーションにより違うと思います。
私のステーション場合
月5回 オンコール手当2000円 緊急訪問手当5000円 電話対応は無料
以上参考になれば幸いです。
訪問看護ステーションで働くに勇気がない人、中の実態を知って総合的に判断をしてくださいね。
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