訪問看護 退院調整会議の問題点と必要なサービス 排泄編

    

退院調整会議の時に挙げる問題点。
今回は排泄を詳しくのぞいてみよう

退院調整会議でひっかかるところね。
こういう問題があると訪問看護の出番ってわけね

入院中に排泄で下記の問題点があるときには、退院してから不安要素となりやすいです。
退院時に調整がいるときもあるので退院調整会議の時に生活パターンをきいておきましょう。

 

排泄の問題点

・失禁がある(おむつ交換の仕方が分からない、リハビリパンツの使い方がわかない)
・トイレまで誰かの手を借りないといくことができない
・排便のコントロールがうまくいっていない
・排尿のうまくできない(時間がかかる、頻回にトイレへ行きたがる)
・介護者へ向けた説明が必要

排泄は私たちが人生を終えるその時まで深くかかわってきます。そして毎日行く。生活に密着したものです。利用者も毎回人にお願いをしながら行くトイレは、気が引けてしましますよね。遠慮をして水分を我慢するようになって、脱水や便秘症状が強くなってしまうなどいいことはありません。生活に密着した、毎日のことですから退院時に問題があるときには。調整が必要になることあります。

  

サービス調整の時に訪問看護ができる視点を説明しよう

失禁がある

排便排泄の環境おむつの使用ベッドの導入(ケアマネージャーへ調整依頼)
家族へおむつ交換の指導
ヘルパーさんの導入の検討 (ケアマネージャーへ調整依頼)
デイサービスの利用 (ケアマネージャーへ調整依頼)

トイレまで誰かの手を借りないといくことができない

頻回の排尿

排泄の環境を整えるポータブルトイレの使用家族への指導(介助の仕方.排泄物破棄の仕方)
ヘルパーさんの導入の検討 (ケアマネージャーへ調整依頼)
デイサービスの利用 (ケアマネージャーへ調整依頼)
ポータブルトイレの購入
歩行補助具の貸し出し四点杖、歩行器、車いす  (ケアマネージャーへ調整依頼)

 

排便コントロールがうまくいっていない

 

排便コントロール環境を整える(座位保持、ベッド導入)
薬剤の調整(医師との連携を図る)
水分不足にならにように
訪問看護の介入(体調管理、浣腸、摘便)

排尿がうまくいっていない

排尿困難 環境を整える(座位保持、ベッド導入)
薬剤の調整(医師との連携を図る)
水分不足にならにように
訪問看護の介入(体調管理、バルン管理、間欠的導尿、自己導尿)

先ほども述べたように排泄は人生を終える最期までかかわります。

ヘルパーさんのサービスがはいることで、家族への負担がへり利用者さんが安心して在宅生活を送れるようになったり。難病で排泄する力がおちていても。訪問看護がはいることで、排便コントロールがうまくいくことだってあります。利用者さん、家族にとって負担のないやり方で、在宅生活が送れたらと思います。

今日もつたない文章をみていただいてありがとうございます。

 

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