訪問看護に転職をしようかと思っているけど、性格的にあうかどうかって気になるところですよね。
実際に働いたことがある人じゃないと分からない部分は多くあります。
そんな看護師さんのために記事を書きました。
筆者は訪問看護ステーションで6年間働いて、実務を通して性格的に合わない人の特徴を挙げてみました。
今現在、病院の看護師としてお勤めをされている方は、ご自身の病院での看護ケアと照らし合わせてみてチェックしてみてください。
訪問看護が性格的に合わない人の5つの特徴
□患者さんの話を聞くのが苦手
□患者さんの気配りができない
□潔癖症
□様々な人と連絡を取ることが苦になる
□いつも誰かの指示がないと動けない
患者さんの話を聞くことが苦手
人の話を聞くことが苦手な人は訪問看護師には合いません。病棟勤務でも同じことですが、患者さんの話に耳を傾けることが重要です。
訪問看護では訪問時間が1時間、みっちり患者さんに向き合えます。1時間をその患者さんやご家族の方と過ごすのです。接している時間は格段に訪問看護の方が長くなります。当然のことながら話を聞く時間も長くなるのです。
訪問看護を利用している患者さんは人に話を聞いて欲しい人が多いです。高齢者の一人暮らしや、1人で外出がままならない方など社会とのつながりが乏しい方が多く、様々な不安や心配事ごとを聞いて欲しいのが現状です。
そのため週に1~2回訪問を喜んで待っていらっしゃる患者さんも多くいらっしゃいます。
患者さんに対して気配りができない
患者さんに対して気配りのできな看護師は向いていないません。
訪問看護はケアの時間が長く丁寧にケアを行います。病
棟で同じようにケアをしていたとしても、乱暴に扱われているかのように感じてクレームがくることもあります。
人によってはケア表なるモノが存在して、ケアの順番が決められている訪問先もあります。
潔癖症
ここは訪問看護では大きく違うところですよね。
生活環境の整っていない場所に行くこともあります。掃
除がされていないのです。ゴミが散乱して座る場所もあります。
掃除をしてくれる支援者がいていただけると助かるのですが。事実上無理なところも。
潔癖症の方は自宅に上がることも無理かもしれません。
様々な人と連絡を取ることが嫌になる
訪問看護師さんは様々な部署と連携を取らなければなりません。
主治医は色々な病院やクリニックの先生方になるため。さまざまな医師と連携を取ります。その先生の考え方や、指示の出し方本当にばらばらです。
また医師の指示の出し方が違うことも特徴的です。在宅訪問医の指示の出し方と、病院勤務の指示の出し方は違ったりします。
OT,PTは連絡ノートでその日の体調を申し送りをしたり。
ケアマネージャとは介護保険や医療保険、福祉用具の件についても話をするときがあります。
STは嚥下の状態や誤嚥性肺炎の予防についてなど。かかわってきます。
それぞれにチョコチョコと絡んできますので電話の時間だけでも結構時間を取られていたなんてこともあります。
それを面倒くさいに感じるのであれば、訪問看護には向いていないと思います。
いつも誰かの指示がないと動けない
現場で起こる様々なことに対応を迫られてきます。
例えば【食事が入らなくなっている】とします。
医師への判断を仰ぐべきなのか。お看取りの段階なのか。誤嚥性肺炎をおこしていないか。食事形態は何が出ているのか。胃ろうが必要な段階なのか。家族は何を望んでいるのか。現場でしか判断できないことがたくさんありますよね。
最初は主体的に考えて動けなかもしれませんが相談してくれる仲間や上司が揃っていると思います。慣れるまではたよりましょう。それでも主体的に動くことが面倒だと感じるときには、訪問看護師には向いていないと思います。
訪問看護師に向いていない人の特徴をあげてみました。
病院勤務をして訪問看護へ興味がある方はこの記事を参考にしてみてください。
大分県在住
自費訪問看護もやっています。
松岡瑞代
050-3577-4849
お気軽にお問い合わせください♪
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