水疱にでくわしたらフィルム保護
やけどをしたときに水疱ができます。その中はただの水だけではありません。炎症をおさえようと集まってきたサイトカインを多く含む液体です。同じように,創傷ができると体内から浸出液がでてきます。これは創傷を治そうとしている生体反応です。この浸出液は創傷を治そうとしている生体反応です。この浸出液は創面の肉芽形成を活性化します。浸出液が多すぎてもいけないし、少なくて創面が乾燥しては治癒は促進されません。浸出液のコントロールが創面の治癒が欠かせないのです。
そういえば、整形外科につとめていたとき。先生たちは水疱をそのままにしてといってた。
自宅でも水疱にでくわしたらオプサイト(フィルム保護材)を上からそのままはっています。
傷の治り方としてサイトカインが深くかかわってきます。サイトカインと呼ばれる物質が生体内で働きます。元気な生体であれば、サイトカインの活性があるため何もしなくて傷は治ってしまいます。しかし栄養摂取、低血圧、など体力が不足した状態では、サイトカインの活性が低下し創傷治癒が遅延をします。褥瘡で創傷治癒が遅延をするのは、全身的な状態が影響をするからです。
今の傷の治し方は
傷はしめらせてもりあげる これが今は常識なんです。
従来、傷は「乾かして」なおしていました。そうすると創傷の表面層に痂疲(カサブタ)ができて傷跡が残りやすくなります。現在では創を湿らせて治します。褥瘡でもより早くきれいに治癒します。この適度な湿りに「浸出液」が必要なのです。
そういえば、おじいちゃんがアロエを貼っておけば何の傷でも治るって言われていた。
あれもあながち間違いじゃないんだよね。湿らせてな治すっていう意味から考えると。
浸出液に対する治療
浸出液が多い場合
外用薬は、浸出液の量、肉芽の状態により選択をします。スルファジアン,カデキソーマ,ヨウ素、精製白糖、ポピヨンヨードを用います。
浸出液が少ない場合
創面を乾燥させないことが重要となりますので。湿潤環境を保つことのできるドレッシング材を選択します。ハイドロコイドは湿潤環境を作りまた、血管新生促進作用もゆうしています。ハイドロジェルは創面の保護、湿潤環境を作り痂疲の軟化を促します。
もしも被覆材を使用するときには、感染兆候がないことがぜんていになります。
治療はもちろん主治医の先生と一緒に行ってください。でも自宅では知っておいた方がいい情報です。
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訪問看護師になったらとくすることを書いてます。
参考にされてください。
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